2015年8月24日月曜日

痩せたきゃ炭水化物は取らなきゃダメ

京都大学大学院人間・環境学研究科教授、森谷敏夫先生は肥満研究の権威

その森谷先生のお話しを聞くチャンスがありました!
肥満、ダイエット いまの自分には超うってつけな内容の講演!
ラッキーw
その聞いてきた、えっ!と驚くような内容をかんたんにお伝えします!

炭水化物ぬきダイエットが最近流行ってますね!

太らないために炭水化物や糖質をカットするという
なんとなくわかる人には、「えっ…」思わず思ってしまうような食事ダイエット法。

森谷先生はそのダイエット法とは逆に、炭水化物
お米は食べろ!という教えなんです!

お米だいすきな私にはありがた~~~い話し(^O^)


炭水化物ぬきダイエットで痩せたときに、体のなかでもっともなくなるもの
それは水分。

なぜ炭水化物が大事なのかというと
炭水化物に含まれる糖は脳を働かす唯一のエネルギー!
 
たとえば 1日、2000キロカロリーを摂る場合
食事の2割にあたる、約400キロカロリーが脳のエネルギーとして使われる。
 
なので、おにぎり2.5個分のカロリーは絶対に必要なカロリーになるということ
 
糖質は4倍の水分と結合
グリコーゲンという物質になって筋肉に蓄えられる
だからその筋肉はみずみずしい
 
けれども、炭水化物ぬきダイエットは脳を動かす糖質が不足
その不足を補うために肝臓に蓄えられている糖質を使って脳に。

けれどもそれでも補えず、筋肉に蓄えられているグリコーゲンを水分と糖質に分解し
脳のエネルギーとして補う。
 
つまり炭水化物ぬきダイエットは体重は劇的に減るものの
それは筋肉のグリコーゲンが分解して水が体から出ていくから
 
なので炭水化物ぬきダイエットしている人が炭水化物を食べると
糖質が4倍の水と結合するので体重が劇的に重くなるという仕組みだったのです!!!
 
炭水化物ぬきダイエットは
ただたんに体の中の水分がぬけただけということだったのです。
 
炭水化物ぬきダイエットをし続けると、筋肉がだんだんとやせ細る
そうすると体重は減るけれど脂肪は相対的に増えるので、隠れ肥満という状況にも。

炭水化物ぬきの食事やダイエットを長く続けると
死ぬリスクも高まります。
脳梗塞やがんなどの発症率が高くなるというデータもあります。
(もっと詳しく知りたい方は、森谷先生の著書をお求めください!)

森谷先生は、「水の泡ダイエット」といっていました!
どうですか?すごく理にかなっていて、うまいこというなあ!と思いませんか?!


ダイエットに効果的なのは、炭水化物を摂って、バランスの良い食事をし
体を動かすこと!
一番いいのはとにかく動くことと先生は言っていました。
日常の動作をいつもより多くすることもダイエットにつながると。

Non Exercise Activity Thermogenesis(ノンエクササイズアクティビティサーモジェネシス)
の頭文字をとってNEAT(ニート)といい、日常の動作に伴う動きのこという

運動と言う運動ではなく、日常の動作にともなう、立ったり座ったり
動いてのエネルギー量はとっても大きい。


痩せたければ、とにかくちょこちょこ動くこと!
「少しでも無駄に動いて無駄肉なくそう!」と言ってました。


炭水化物ぬきの食事やダイエットをしている人に教えてあげたくなる。
脳にエネルギーがいかなくなるわ、隠れ肥満になるおそれはあるわ、死亡リスクも高まるわ、ろくなことがない。

本当にためになるお話しを聞けて良かったです。


ちなみに森谷先生、65歳で体脂肪9パーセントの体の持ち主











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